Mermaid Gallery

1/12 scale

マーメイド・ギャラリー「ピアノを弾く人魚」



知る人ぞ知るイギリスの妖精画家 Charles Doyle(1832〜1893)が描いた
「五尋の海の下」は、とても好きな絵です。シェイクスピアの「嵐」の一場面を
描いたもので、 原画は福島県にある「妖精美術館」で見られるそうです。
右手の「漁師を深みに引き込む人魚」。こちらの絵は「人魚辞典」なる本の中で
見つけたのですが、個人蔵とあり、原画を見ることは叶わず残念。
とにかくこの2枚の絵を飾りたくて、このドールハウスを作りました。

貝殻はすべて本物です。
左手の、ブルーの人魚の絵皿は、知人からのコペンハーゲンのお土産。






鳥羽水族館の磯和誠さんが提供して下さったカシパンウニや(有孔虫の一種。
コラージュに付けた小さくて白くて丸くて平たいのがそれ)、
ピンク色をした珊瑚(セミサンゴ)がとても気に入っています。
下段は、ブルーグレーのチュールに、貝と小さなパールビーズをあしらいました。








木製の帆船は、夫に頼んで作ってもらったもの。
試作品版が夫のHPにも載っておりまして、
もしよろしければご覧下さい…^^
(ミニチュアの世界→インテリア小物→サンタマリア、のところです)

人魚のフィギュアはアメリカ製。真鍮色にペイントしました。








貝を抱えたマーメイドの人形(約9cm高)は、ニュージャージー州Cape May
という海沿いの町で、クリスマスツリーのオーナメントとして
売っていたもの。フック部分を外し、アンティーク風に塗りなおしました。


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(番外)

「人魚姫の思い出」

ご存知アンデルセンの人魚姫。
子供の頃、祖母の家に遊びに行くたびに、従姉妹達といつも、
人魚姫の劇を"上演"していました。

人魚姫をはじめ、いい役はいつも、1つ上の従姉妹と私。
妹と1つ下の従姉妹は毎回、幕引き係りか脇役。
今思えば、全く意地悪な姉達です!(笑)

八畳のお座敷が舞台にして、ふすまで仕切られてい隣のる洋間を
観客席にしてました。ふすまがちょうど「幕」の役目をしてくれました。
上演回数は数え切れず…とにかく、遊びに行く度でしたから。

同じ演目を毎回毎回、よくも嫌がらずに?、
祖父母や、叔父叔母達が見に来てくれたものです(感謝)。

甥っ子がいる身になった今、出来るだけ、彼や
従姉妹の子供達の遊びに付き合ってあげたい。
心からそう思う、今日この頃です。

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