Bath room in Violet
すみれ色のバスルーム



このバスルームを作ったきっかけは、
Rosy Timeの時と同様に、やはり
人形でした。
この人形のためのバスルームを作りたいな〜と思いました。

人形は、秋葉原にあるフィギュア専門店「イエロー・サブマリン」で
偶然見つけたガレージキットです。
(ガレージキットとは、無塗装の状態で売られている
少数生産のキットのことを言います。)


特にドールハウス用というわけではないと思うのですが、
12分の1サイズということで、「これは使えるなぁ!」と思ったわけです。

ただ本来は「日本人」のキット。私のドールハウスはあくまで外国風なので
夫に頼んで、「欧米人」風にペイントしてもらいました。
外国人風に顔の骨格を少し変えたりと、キットの改造には
かなり手間隙をかけてくれたようです。
おかげで、イメージ通りの人形になりました。





もともと人形自体はオールヌード。
そのままドールハウスに飾ると少々リアルすぎるかなと思ったので、
あえてタオルを巻き、体を拭いているというイメージで、
すりガラスの向こうに立たせました。

体にタオルを巻いたことで、
少々妙な手のポーズ(
実はそうなんです(笑))も隠すことが出来ました。

脱衣カゴはまこりんさんが作られた樹脂製の無塗装状態のものに、
恐れ多くも塗装させて頂きました。


サイドテーブルは、ミニチュアフレーム、ワイヤー、
ハトメ等を使って作りました。






椅子に腰掛けて、本を読みながらフットバス・タイムという設定です。

トイレとシンクはドイツ製。
もともと、Rosy Time に使ったバスタブと3点セットだったのですが、
これまで何年も出番を待ち続けていました。


右奥の観葉植物は、美海きょうこさん、椅子は斎藤幹生さんの作品。
2003年のジャパンギルドショーで買わせて頂きました。

植物、家具等、専門で作られる方の作品はやはり素晴らしいです!

欧米では、バスルームに絵皿を飾っているのをよく見かけます。
憧れだし、素敵だなーと思うのですが、実生活では(少なくとも私には)
なかなか出来ないですね。
実生活では出来ないけど、ドールハウスでは出来る。
そんなところもドールハウス作りの醍醐味です。


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